障害者スポーツ
という言葉があるが、わたしはあまり好きな言葉ではない。
ふわっとした表現になるが、スポーツはスポーツだろって。
選手たちは障害者であるが、素晴らしい技術をもつアスリートだ。
巧みな操作能力があり、その能力をもつ者だけができる繊細なボールコントロールを可能にする。
でも、社会は障害者というフィルターを通して、選手や競技を観ているような気がする。
だから障害者スポーツなんて言葉があるんじゃないかなんて。
わたしはこの競技をスポーツとして魅せていきたい。
執筆:嶋田慶一