電動車椅子サッカーとは?
身体的な障害を持つ人たちが楽しめるスポーツ、電動車椅子サッカーについてご存知ですか?
通常のサッカーとは異なるルールでプレーされ、コートサイズはバスケットボールと同じ、競技人数は4人、試合時間は20分ハーフ、時速10キロでプレーします。
このスポーツには攻撃側がディフェンダーの2人に対して1人で攻めることができない「2on1」ルールがあります。攻撃側にとっては、パスを繋いで攻めるなど、戦略的なプレーが求められます。また、ディフェンダーがペナルティーエリア内に3人以上入ることができない「3in」ルールもあります。
このスポーツには専用のストライクフォースという車椅子が使用され、高い機動性や安定性を持ち、選手たちのスピードやテクニックを引き出すために設計されています。
電動車椅子サッカーは国際大会でも採用され、世界中のプレイヤーやファンに愛されています。しかし、競技人口が増えていないのが現状です。専用の車椅子を購入する費用が高額であるため、やりたくてもできない人が多いという問題があります。
パラリンピック競技ではありませんが、これまでに3回ワールドカップが開催され、世界中から選手たちが参加しており、日本は4位5位止まりで、その壁を乗り越えるためにも、競技人口の拡大が求められています。今年10月にオーストリアで4回目のワールドカップが開催されるので、日本の勝利を応援しましょう!
このスポーツに興味を持っている人も多いと思いますが、実際に始めるにはハードルが高く、その壁を乗り越えるためには競技人口の拡大が欠かせません。