緊急事態宣言発令により、練習活動は一旦休止することにしました。
練習の休止。
コロナ禍では当然でしょうと思われるかもしれませんが、かなり苦渋の決断でした。私たちは本気で日本一のチームを目指し、少しでも上手くなりたい、強くなりたいと練習を積み重ねています。特に2020年は私をはじめ、新たなスタッフが加わったこともあり、チームのモチベーションは高く、練習の成果を選手一人ひとりが実感しつつありました。そして、2021年はさらなる飛躍の年にしよう!と決意を胸にした矢先での緊急事態宣言。選手たちはみな練習をしたい気持ちは強いものの、自分たちは今どうすべきであるか悩んでいました。
電動車椅子サッカーは筋ジストロフィーの選手がおり、新型コロナウィルス感染による重症化のリスクが高いことも踏まえ、今は1人もチームから感染者を出したくない。
また、神奈川県そして横浜市で活動し、多くの方々に支えられているスポーツチームとして、感染拡大を抑えるために今は我慢をしなければならない。
そこで、みんなで相談し、緊急事態宣言期間中は練習を休止することにしました。
正直、いつまた練習を再開できるだろうかという不安もありますが、私たちが目指すところは、このメンバーで日本一になること。そのためにも、今は自分が感染しないよう、自分が感染させないようにしていきたいと思います。
練習再開後、またYOKOHAMA BayDreamを応援してくださる皆さん、支えてくださるボランティアの皆さんと笑顔で会える日が一日も早くやってきますように!
そして、試合をやりたい!
執筆:嶋田慶一